デンキペンギンの第二種電気工事士対策教室

第二種電気工事士試験について、少しでも役に立つ情報を発信します。

2020-06-01から1ヶ月間の記事一覧

技能試験公表問題No.10の複線図

今回は公表問題No.10を解説します。この問題は、作業量としては最小なのでとても簡単に見えますが、パイロットランプ(PL)がついています。今回はNo.2(技能試験公表問題No.2の複線図 - デンキペンギンの第二種電気工事士対策教室)の常時点灯と違って「同時点…

技能試験公表問題No.9の複線図

今回は公表問題No.9の複線図を解説します。…気がつけばもうNo.9です。これを入れてあと5題です。 公表問題No.9 この問題は、接地極付接地端子付コンセント(EET)がついているのが特徴です。ただ、これ他ついているからと言って何か特別なことをするわけではな…

技能試験公表問題No.8の複線図

今回は、個人的に一番面倒臭い公表問題No.8です。何が面倒かと言うと、アウトレットボックスのを使う上にその中の接続がゴチャゴチャになりがちです。ゴムブッシングにケーブルを3本通す箇所もあり、その箇所のゴムブッシングがよく外れる…と練習中のいい思…

技能試験公表問題No.7の複線図

今回は公表問題No.7です。この問題は、技能試験で唯一4路スイッチが出題される問題です。ただ、回路的には難しくありませんので、基本さえしっかり押さえていれば大丈夫です。 公表問題No.7 4路スイッチは必ず3路スイッチとセットで使われます。なので、「技…

技能試験公表問題No.6の複線図

技能試験公表問題No.6は3路スイッチが登場します。3路スイッチが出題されるのは、この問題と次の公表問題No.7のみです。なお、No.7は4路スイッチとセットになった回路です。では、No.6を見てみましょう。 公表問題No.6 輪作りについては、今まであったランプ…

技能試験公表問題No.5の複線図

今回は公表問題のNo.5です。 公表問題No.5 この問題も、100V用の配線用遮断器と200V用の漏電遮断器に分かれています。ただし、本試験ではNo.4同様に端子台を代替えで使用します。また、200V側回路において20A250V用の接地極付きコンセントが登場しますが、接…

3路スイッチと4路スイッチ

前回までに(技能試験公表問題No.4の複線図 - デンキペンギンの第二種電気工事士対策教室)技能試験の公表問題No.4まで解説しました。今回はNo.5を解説しようかと思ったのですが、そろそろ難敵である3路スイッチ(No.6)と4路スイッチ(No.7)が登場します。技能試…

技能試験公表問題No.4の複線図

今回は技能試験公表問題No.4の複線図を解説します。この問題は、配線用遮断器(B)と漏電遮断器(BE)がありますが、本試験では5端子の端子台で代用されます。また、漏電遮断器側に接続されているランプレセプタクルは電源表示灯なので、常時点灯となります。 公…

技能試験公表問題No.3の複線図

今回は、公表問題No.3の複線図を解説したいと思います。 公表問題No.3 この回路は簡単ですが、「タイムスイッチ」が入っているのが特徴です。技能試験では、本物のタイムスイッチはコストが掛かるからだと思いますが使われません。その代わり、端子台を使い…

技能試験公表問題No.2の複線図

今日は技能試験公表問題No.2の複線図を、デンキペンギンなりに解説します。 公表問題No.2 今回は、パイロットランプが入ります。問題中に特記事項として、パイロットランプは「常時点灯」となっていますが、これの接続方法が何パターンかあります。今回は、…

技能試験公表問題No.1の複線図

今回は公表問題No.1を例題に、単線図を複線図にしてみます。その際の約束事については、複線図を描くための3つの基本 - デンキペンギンの第二種電気工事士対策教室を参照して下さい。 では、公表問題No.1を見てみましょう。 公表問題No.1 電源ケーブルがVVF2…

暑い日が続きますが

今回は、電気工事士のお話から少し(だいぶん)離れて、熱中症対策グッズについてデンキペンギンが使ったことのある物を紹介したいと思います。 デンキペンギンは、ホワイトカラーとブルーカラーの中間的な職種についているので、デスクワークと現場仕事を交互…

複線図を描くための3つの基本

第二種電気工事士のでは、筆記には単線図を複線図に書き換えて解く問題が、実技試験は単線図を複線図に書き換えて回路を作ることになります。実技試験については、問題が事前に公表されており、また、13題しかないので極端なことを言ってしまえば複線図を覚…

実技試験の便利工具その4

実技試験は制限時間40分です。この時間内に完成させなければならないのは当然ですが、いかにして時間を短縮するかがポイントになります。 本試験前に何度も練習できれば、公表問題13題全ての施工手順などを覚えることも可能かと思いますが、実際には経済的、…

配線用遮断器の遮断時間は、2倍かそうでないか

建物の電気回路を守っているのが配線用遮断器、いわゆるブレーカーです。大抵のご家庭は、キッチンで炊飯器と電子レンジを同時に使用したら落ちるのではないでしょうか?デンキペンギンの家は落ちます。 このとき、ちょっと冷静に考えてみて下さい。炊飯器と…

発熱する機器はゴムコード

家電製品と電源コンセントを繋ぐのには、コードを使います。第二種電気工事士の筆記試験では大きく分けると2種類のコードが出題されますが、それぞれで使用できる機器が違います。では、それぞれの名前と、使えるものを簡単に紹介します。

電線同士の接続は抵抗を増やさないこと

電気工事をしていれば、必ず電線同士を接続する必要があります。第二種電気工事士の筆記試験では、4つの事柄を覚えておけば必ず正解できます。その4つ全てにおいて、電気的に関連付けられたものなのでとても覚えやすいと思います。 では、その4つを解説しま…

竣工検査は4種類

電気工作物が完成したら、必ず行われるのが「竣工検査」です。これが行われないと、電気は使用できません。当然と言えば当然です。 では、竣工検査はどういった内容のことをやるのか、試験対策程度ですが解説をします。

湿気と水気、コンクリートは大敵

漏電による感電や火災を防ぐために、接地は必ず必要になります。ちなみに、条件が揃えば人間は42Vで死んでしまいます。家の電圧は100V、場合によっては200Vの部分もあるため、感電すると当然命の危険があります。 第二種電気工事士で出題されるのは、4種類あ…

引込線の取り付け位置の出題パターンは1つのみ

電柱から架空引込線を使って建物の引込線取り付け点に接続し、電気を供給します。当然、その取り付け点については規制があります。しかし、この引込線取り付け点(受電点)に関する問題は、過去の出題傾向を見てもほぼワンパターンです。 では、そのワンパター…

交流の方が小さい

電気では、低圧と高圧、特別高圧があります。この中で、第二種電気工事士の筆記試験でよく出題されるのは低圧の区分です。低圧は、