デンキペンギンの第二種電気工事士対策教室

第二種電気工事士試験について、少しでも役に立つ情報を発信します。

実技試験の便利工具その4

実技試験は制限時間40分です。この時間内に完成させなければならないのは当然ですが、いかにして時間を短縮するかがポイントになります。

本試験前に何度も練習できれば、公表問題13題全ての施工手順などを覚えることも可能かと思いますが、実際には経済的時間的問題もあって何度も練習することは不可能かと思います(練習2回セットで大体約2万円)。

では、どうやって時間を短縮するかと言うと、ある程度工具に頼ることになります。今回は、特にデンキペンギンのようにDIY目的とにかく第二種電気工事士資格を取得したい方にオススメの工具を紹介します。

 実技試験では電動工具を使用することは不可能です。なので、ランプレセクタプルや露出コンセント、端子題のネジは手動で緩めたり締めたりしなければなりません。その時に便利なのが、ラチェットドライバーです。

ラチェットドライバーは、ネジを回す時にいちいち持ち替える必要がありません。少しの手間かもしれませんが、結構これが後々効いてきます。デンキペンギンはこれを使わずに挑みましたが、今思えば購入すれば良かったとなと感じています。

次は、定番の「HOZAN VVFストリッパーP-958

です。

これ一本あれば、IV線及びVVFケーブルの被覆剥き、ケーブル類の切断、輪作り、スケール(150mmまで)が可能になる優れものです。実質、実技試験でペンチが必要なくなるぐらいの代物です。現場の作業では使い道がないかもしれませんが、実技試験では大いに活躍してくれます。デンキペンギンも、こいつには大変お世話になりました。また、DIY程度であれば、高価なVVFストリッパー

を買うよりよっぽど経済的だと思います。

第二種電気工事士の実技試験は、電動工具でなければいろいろと持ち込むことが可能です。是非、便利に使える工具を持ち込んで、時間短縮につなげましょう。