今日は技能試験公表問題No.2の複線図を、デンキペンギンなりに解説します。
今回は、パイロットランプが入ります。問題中に特記事項として、パイロットランプは「常時点灯」となっていますが、これの接続方法が何パターンかあります。今回は、そのうちの一つを紹介します。
では、前回(技能試験公表問題No.1の複線図 - デンキペンギンの第二種電気工事士対策教室)同様に下の図のような配置図(?)を描きます。
今回は少し頑張ってパソコンで作ってみましたが、結局手書きをするという無駄行動をしています。次からはホワイトボードに手書きするかな…
では、手順通りにスイッチ以外の機器に電源からの白線を接続します。
この時、パイロットランプ (PL)の存在を忘れないようにしましょう。こいつは照明(?)機器です。
次に、スイッチとコンセントに電源からの黒線を接続します。
パイロットランプは常時点灯なので、スイッチから渡り線で黒線を接続します。
そして、スイッチをその記号に対応した機器に接続します。今回は、「イ」しかありませんので、下図のように接続します。
次に、下のダブルコンセントから左側のコンセントに接続します。
最後に、ケーブルの色を決めれば完成です。
これで完成です。今回は前回と比べてパイロットランプ(常時点灯)が入っているので、難易度が少し上昇していますが、常時接続なので白線黒線両方を電源から直接接続すれば大丈夫です。
パイロットランプの問題は、筆記試験でも時々出題されます。「常時点灯」「同時点滅」「異時点滅」の3種類ありますので、同時点滅は公表問題No.10の時に、異時点滅は別の機会に解説したいと思います。