デンキペンギンの第二種電気工事士対策教室

第二種電気工事士試験について、少しでも役に立つ情報を発信します。

2020-07-01から1ヶ月間の記事一覧

写真(鑑別?)問題の攻略法その3

第二種電気工事士の筆記試験では、必ず写真を使った鑑別問題があります。特に問1から問30までに出題されるものは、そもそも写真に答えが書いてあったり(参照:写真(鑑別?)問題の攻略法その2 - デンキペンギンの第二種電気工事士対策教室)、形状が特徴的だっ…

写真(鑑別?)問題の攻略法その2

以前(写真(鑑別?)問題の攻略法 - デンキペンギンの第二種電気工事士対策教室)、で写真問題は特徴を覚えましょうという話をしました。 今回は、特徴がはっきりしているものを中心に解説をしたいと思います。

回路の力率計算は抵抗のみ

以前(デルタ結線の問題:2019年度上期問5 - デンキペンギンの第二種電気工事士対策教室)、コイルは電力を消費しないと解説しましたが、実を言うと力率計算でもコイルは使われることはありません。実際は、コイルは電流の位相を90°遅らせるわけですが、第二種…

写真(鑑別?)問題の攻略法

第二種電気工事士の筆記試験では、結構な量の写真問題が出題されます。機器や工具、スイッチやコンセントなどなど、おおよそ電気工事に最低限必要だと思われるものを、名前と用途合わせて覚える必要があります。 今回は、この膨大(?)な量がある写真問題の攻…

デルタ結線の問題:2019年度上期問5

今回はデルタ結線の計算問題を解説します。ちなみに、スター結線の計算問題が出題された場合、デルタ結線の計算問題は出題されない傾向にあります。 また、インピーダンスの計算をする場合もありますが、数字の組み合わせは「8」と「6」の組み合わせと、「12…

スター結線の問題:2019年度下期問5

前回(三相回路:デルタ結線の計算 - デンキペンギンの第二種電気工事士対策教室)、前々回(三相回路:スター結線の計算 - デンキペンギンの第二種電気工事士対策教室)と三相回路の電圧と電流について解説をしましたが、今回は具体的な問題の解き方を解説しま…

三相回路:デルタ結線の計算

三相交流回路のもう一つ、デルタ結線の計算について解説をします。デルタ結線とは、三角形に接続している回路のことです。計算自体はスター結線(三相回路:スター結線の計算 - デンキペンギンの第二種電気工事士対策教室)と比べてあまり違いませんが、混同し…

三相回路:スター結線の計算

三相回路の結線方式(接続方式?)には、スター結線とデルタ結線があります。第二種電気工事士試験ではどちらとも計算問題で出題されますが、複素数やベクトルを用いて計算するような複雑なものは出題されません。出題される内容としては、 線間電圧及び相電圧…

電気工事士でなくてもできる作業6選

第二種電気工事士は、一般用電気工作物の工事が可能になる資格です。しかし、建物を建てるときに行う電気工事の中には、軽微な作業として電気工事士資格がなくてもできる作業があります。正確にはその作業は電気工事ではないような気がしますが、よく出題さ…

力率を改善すると電流は減る

以前、「位相がズレると効率が悪い - デンキペンギンの第二種電気工事士対策教室」で位相がズレると力率(効率)が悪くなる的なことを解説しました。今回はその理由について、少しだけ詳しく解説をします。 位相やらベクトルやらが出てきますが、難しい事はあ…

直接埋設は2パターン

電線を地面に埋めて配線をすることを地中埋設配線といいますが、この場合はケーブルのみ使用できます。地中埋設には「直接埋設」「暗きょ式」「管路式」がありますが、第二種電気工事士で出題されるのは直接埋設です。他の2方式についてはかなりの大規模工…

配線用遮断器とコンセントの関係

配線用遮断器(ブレーカー)には、必ず定格電流があります。第二種電気工事士筆記試験でよく出題される定格電流は、20Aと30Aです。 また、コンセントについては100V15Aまたは20A、200V15Aまたは20Aです。 そして、よく出題される形式が、配線用遮断器とコンセ…

位相がズレると効率が悪い

電気の交流では、位相というものを考えなければいけません。位相をすごく簡単にいうと、基準に対してどれだけズレているか、と言えます。このズレが大きければ大きいほど、回路全体の効率が悪いということになります。ちなみに、電気の世界では効率のことを…

技能試験公表問題No.13の複線図

長かった(?)公表問題の複線図解説も今回でラストのNo.13です。この問題は特に新しい要素があるわけではなく、どちらかと言うとNo.3(技能試験公表問題No.3の複線図 - デンキペンギンの第二種電気工事士対策教室)の派生系と言う感じだと思います。No.3のタイ…

技能試験公表問題No.12の複線図

今回は技能試験公表問題No.12の解説をします。この問題は、全13題中唯一PF管が出題される問題です。 公表問題No.12 PF管がある以外はとてもオーソドックスな回路となっていますので、油断しなければ大丈夫です。では、解説に入ります。

技能試験公表問題No.11の複線図

今回は、公表問題13題中唯一のねじなし金属管(E19)を使用する公表問題No.11を解説します。と言っても、単線図を複線図にする時には特に関係ありませんが…。 公表問題No.11 この回路については、金属管工事をする以外は特に新しいことはありません。しかし、…