デンキペンギンの第二種電気工事士対策教室

第二種電気工事士試験について、少しでも役に立つ情報を発信します。

発熱する機器はゴムコード

家電製品と電源コンセントを繋ぐのには、コードを使います。第二種電気工事士の筆記試験では大きく分けると2種類のコードが出題されますが、それぞれで使用できる機器が違います。では、それぞれの名前と、使えるものを簡単に紹介します。

 最初はゴムコードです。ゴムで被覆されているコードで、比較的熱に強い傾向があります。そのため、袋内ゴムコード丸打ゴムコードなどが出題された場合は、発熱する機器(白熱電球やコタツ、電熱器など)で使用可能となります。後は許容電流と断面積の関係さえ覚えておけば大丈夫です。

次はビニルコードです。ビニルで被覆されているコードで、熱に弱いです。そのため、熱を出さない機器(扇風機やテレビ、オーディオ機器など)で使用されます。出題されるときは、発熱しない機器を探す問題となる傾向がありますので、扇風機などといった、確実に発熱しない機器を選びましょう。

第二種電気工事士の受験とは関係無く。家電製品の電源コードを交換したり、テーブルタップを自作するケースがあるかと思いますが、以上のことを覚えておいてもらえたら幸いです。