デンキペンギンの第二種電気工事士対策教室

第二種電気工事士試験について、少しでも役に立つ情報を発信します。

2020-04-01から1ヶ月間の記事一覧

オームの法則を使った計算(平成28年度下期)

今回は、オームの法則の計算を主にした計算問題を一つ解説します。実際には、ほとんどオームの法則を使わずに解けますので、その方法をしっかり覚えて下さい。 下の図は平成28年度下期問1です。この回路において、8Ωの抵抗(中央)に直列接続されている電流計…

具体的な計算問題の解き方(平成26年度下期問2)

オームの法則と合成抵抗の公式を使って、実際に出題された問題を解いてみます。今回は、平成26年度下期の問2を例に解説していきます。一見すると複雑そうな回路に見えますが、一つずつ手順を追うと、とても簡単な計算で解けますので、安心して下さい。 平成2…

直・並列混合の合成抵抗は、どっちが優勢かで計算が決まる

直列接続の合成抵抗、並列接続の合成抵抗と解説しましたが、今回は直列・並列が混在した回路について解説します。 計算の手順は、直列と並列のどちらが優勢(メイン)かが判断基準になります。どうやって見分けるのかと言うと、野生の感です。 …ウソです。ただ…

合格点に関する考え方

ご存知だと思いますが、第二種電気工事士に限らず、大体の資格試験は60%以上の正解率(60点以上)の点数で合格です。大学とかの試験と違い、この基準さえクリアすれば誰でも合格できるわけです。 第二種電気工事士筆記試験は、全50問で100点、各2点となるわけ…

並列の合成抵抗は「かけ算÷たし算」

並列接続の合成抵抗は、よく言われる「和分の積」です。簡単に言うと、掛け算の結果をたし算の結果で割れば良い、と言うことです。 しかし、第二種電気工事士の試験では、ある程度この公式を使わずに解ける問題が頻出されています。その方法については後ほど…

直列の合成抵抗と電圧降下

オームの法則と同じぐらい、電気工事士試験で大切なのが合成抵抗の計算です。 合成抵抗を求める問題はかなりの頻度で出題されますが、基本をしっかり押さえていれば得点源になります。何回かに分けて説明しますので、自分のペースで取り組んでください。 今…

オームの法則は簡単だ!

「オームの法則」とは、電気の基本中の基本になる理論です。基本的には、「電圧」「電流」「抵抗」の関係を表した法則です。 公式はそれぞれ 電圧V=抵抗R×電流I[V] 抵抗R=電圧V/電流I[A] 電流I=電圧V/抵抗R[Ω] となります。3つも公式が出てきますが、…

筆記試験の計算問題について

第二種電気工事士の筆記試験で、計算問題に苦手意識を持っている人もいるかと思います。基本的には「オームの法則」「直列・並列・直並列の合成抵抗」「電力量の計算」という基本的な法則を使ってできます。 ただ、これらは「覚えていれば確実」というだけで…

初めまして

初めまして、デンキペンギンです。 アラフォーになって第二種電気工事士を取得した者です。これからこのブログで、受験の役に立ちそうなことを配信していきたいと思いますので、よろしくお願いします。 自分が勉強をしていた時はネットを参考にしていました…