デンキペンギンの第二種電気工事士対策教室

第二種電気工事士試験について、少しでも役に立つ情報を発信します。

複線図を描くための3つの基本

第二種電気工事士のでは、筆記には単線図を複線図に書き換えて解く問題が、実技試験は単線図を複線図に書き換えて回路を作ることになります。実技試験については、問題が事前に公表されており、また、13題しかないので極端なことを言ってしまえば複線図を覚えてしまうことも可能です。

しかし、筆記試験はそうはいきません。いくら過去問の焼き直しが多いとは言え、複線図問題は以前よりも出題数が増えているため、新問題として出題される可能性が非常に高いです。なので、複線図をしっかり描けるよう練習する必要があります。

では、複線図を描くために絶対に覚えておいて欲しいことを3つ紹介します。

  1. 電源からの接地線(白線)は、スイッチ以外の全ての機器に接続される。
  2. 電源からの非接地線(黒線)は、スイッチとコンセントに接続される。
  3. スイッチと機器を記号通りに接続する。

この3つの基本に従って複線図を描けば、ほぼ大丈夫です。後は、これに3路スイッチや4路スイッチが入ったり、パイロットランプが入ったりするだけです。

後は、ケーブル類 (VVFやVVRなど)は、大抵白黒の2芯か白黒赤の3芯であると言うことを忘れなければ大丈夫です。公表問題No.5は黒赤緑のVVF2.0がありますが…。

詳しい手順については、本業の合間を縫って図を作成して説明したいと思いますので、少々お待ちいただくかと思います。ですが、必ず解説します!