デンキペンギンの第二種電気工事士対策教室

第二種電気工事士試験について、少しでも役に立つ情報を発信します。

3路スイッチと4路スイッチ

前回までに(技能試験公表問題No.4の複線図 - デンキペンギンの第二種電気工事士対策教室)技能試験の公表問題No.4まで解説しました。今回はNo.5を解説しようかと思ったのですが、そろそろ難敵である3路スイッチ(No.6)と4路スイッチ(No.7)が登場します。技能試験で出題されるこいつらは簡単ですが、筆記試験で出題されると少々厄介です。なので、今回はこの2つのスイッチの接続について、簡単に解説します。

 まず3路スイッチですが、普通のスイッチと違うところは、端子が0」「1」「3」と決まっている事です。そして、0番には電源からの黒線もしくは機器からの黒線を接続します。3路スイッチは必ず2つ1セットで使用されるので、一方が電源もう一方が機器という接続方式となります。また、1番は1番3番は3番と同じ番号同士で接続するようにまります。

次に4路スイッチですが、これは3路スイッチ2つと一緒に使用されます。簡単にいうと、3階建ての建物の階段において、2階にあるスイッチだと思って下さい。

4路スイッチは端子が「1」「3」のセットと「2」「4」のセットになっています。左側が1、3で右側が2、4って感覚です。

そして、つなぎ方ですが、例えば、電源側の3路スイッチの1番を4路の1番に3番を2番に接続します。そして、機器側の3路スイッチの1番を2番に3番を4番に接続します。これで接続できます。

これらの詳しい解説は、No.6とNo.7の解説の時にしますので、今回の内容はとりあえず頭の片隅に置いておいて下さい。