デンキペンギンの第二種電気工事士対策教室

第二種電気工事士試験について、少しでも役に立つ情報を発信します。

解説動画配信開始のお知らせ(大したことありません)

この度、CeVIO AIのトークエディタと、さとうささらのトークボイスを訳あって購入いたしました。常々解説動画を配信したいと思っていましたが、自分が出演するのは(声も含めて)NG(イヤなだけです)だったので、こういった音声合成ソフトを探していました。

このブログ自体もなかなか更新していない中、動画も配信となるともっと大変なことになりそうですが、動画の方はぼちぼち充実させていきたいと思います。

引き続き、当ブログをよろしくお願いします。

 

今回配信した動画

youtu.be

使用したソフト(の姉妹品)

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

CeVIO AI 小春六花 トークスターターパック
価格:15433円(税込、送料無料) (2022/2/25時点)

楽天で購入

 

 

 

 

新しくなった写真

第二種電気工事士筆記試験において、鑑別(写真)問題は得点源になる事間違いなしです。

その写真が近年、新しいものに変更されているようです。今まで通りの写真で出題される可能性もまだ否定出来ないので、両方を覚える必要があると思いますが、根本的なものは特に変わっていませんので、安心してください。

では、今回は次のものです。

f:id:denkipenguin:20220213155258j:plain

旧トーチランプ

こちらは従来型のトーチランプです。合成樹脂管を曲げるときに使うアレです。これが次のような写真のものも出題されました。

f:id:denkipenguin:20220213155423j:plain

新トーチランプ

スマートな見た目になりました。なんか、キャンプで使っていそうなものですね。裏を返せば、キャンプ用のガスバーナーでもやりようによっては合成樹脂管を曲げられると言うこと…。

次は照度計です。

f:id:denkipenguin:20220213155709j:plain

旧照度計(アナログ)

以前はアナログ式の照度計で、メモリのところに単位である「lx」が書いてあるのと、上側の白くて丸い物体(センサー部)が特徴でした。これが、次のものになりました。

f:id:denkipenguin:20220213155904j:plain

新照度計(デジタル)

照度計もデジタルの波に飲まれてしまいました。センサー部も比較的小さくなった印象です。この写真は大きくなっている(?)ので、単位の「lx」が見えますが、本試験では見えない可能性があります。ただ、特徴的なセンサー部が小さくなったとはいえちゃんとあります(当たり前)ので、見分けはつきますね。

鑑別(写真)問題は今まで出なかったものも出たり、プロ仕様の道具(レーザー水準器)が出題されたりします。覚える量が増えるかもしれませんが、それぞれの特徴をしっかり押さえておけば大丈夫です。このブログでも、新しいものを見つけ次第紹介していきます。

令和4年度第二種電気工事士公表問題

本日、令和4年度第二種電気工事士技能試験の公表問題が公開されました。

当方も確認しましたが、令和3年度と同じでした。ただ、施工条件が公表されているわけではないので、もしかしたらそこが変更になるかもしれません。また、ボンド線の施工について筆記試験で出題されているので、No.11でボンド線が復活するかもしれません。

それと、No.8についてもリモコンリレーの接続が例年であればVVFケーブル3本ですが、これについては渡り線を使えば2本でできます。もしかしたらこのパターンの出題もあり得るので、一応練習をしておく必要があるかもしれません。機会がありましたら、VVF2本のパターンの解説をアップしたいと思います。

当ブログでは、一応全13題全ての複線図を解説しています。参考にしていただければ幸いです。

 

denkipenguin.hateblo.jp

denkipenguin.hateblo.jp

denkipenguin.hateblo.jp

denkipenguin.hateblo.jp

denkipenguin.hateblo.jp

denkipenguin.hateblo.jp

denkipenguin.hateblo.jp

denkipenguin.hateblo.jp

denkipenguin.hateblo.jp

denkipenguin.hateblo.jp

denkipenguin.hateblo.jp

denkipenguin.hateblo.jp

denkipenguin.hateblo.jp

 

 

 

ボンド線復活の予兆か?

2021年度上期午前の試験で、ボンド線の接続方法が出題されました。ボンド線とは、金属管とボックスを電気的に接続し、漏電による感電を防ぐために施工するものです。

f:id:denkipenguin:20220110143652j:plain

2021年度上期午前問21

今回の問題は、正しいものを選ぶわけですので、当然未接続の「ニ」は間違えです。では、どれが正解かと言われると、冷静に考えれば「ハ」であることがわかると思います。

「イ」及び「ロ」についても、金属管とアウトレットボックスがボンド線によって接続されていますが、「ハ」との決定的な違いは、ボンド線がアウトレットボックスの裏側を通っていないということです。アウトレットボックスの開口部は、基本的にメンテナンスが出来るように施設します。ということは、比較的手に触れやすくなる事が容易に想像できます。漏電による感電を防ぐ為にあるボンド線が、前面に露出していては、本末転倒ですよね?そう考えれば、必然的に「ハ」が無難である事が予想できます。そもそも、「ロ」についてはボックスとボックスコネクタの間にボンド線を接続しているので、ボックスとボックスコネクタの固定に不安が…。

ボンド線については、以前は技能試験で出題(2021年度の公表問題でいうとNo.11)されていましたが、近年は施工省略となっています。そのため、今回この問題が出題されたことに驚きました。もしかしたら、技能試験でボンド線の施工が復活するかもしれませんので、2022年度の公表問題のうち、金属管工事があるものはボンド線の施工も含めて練習しておく必要があるかもしれません。

色々と考察

一年近く更新していませんでしたが、生きています。

本業が忙しい+ネタが尽きかけていた+電験三種(第三種電気主任技術者試験)挑戦計画でついつい…

これからは第二種電気工事士だけでなく、電験三種についても忘備録を兼ねてぼちぼち投稿したいと思っています。

 

さて、話は変わって最近の第二種電気工事士試験ですが、筆記が難化傾向にあるように思います。また、工具などの鑑別(写真)問題についても、最近のもの(アナログ計→デジタル計など)と、アップデートされています。

具体的な解説はまた後日行いますが、筆記問題については配線理論を過去(令和元年以前)に比べて増やしているように思います。

また、出題形式が若干電験三種に近いものが増えているように感じます。これについても後日解説をしたいと思いますが、法律や技術基準の解釈だけでなく国語力も必要になってきます。

 

少しでも第二種電気工事士を取得する皆さんの力になれるよう、これからは時間をなるべく作って更新したいと思います。

電気工事士法について その1

第二種電気工事士の筆記試験では、問28〜30の3問電気工事士法電気事業法、電気設備技術基準などの法律に関する問題(直球)が出題されます。今回は、その中でも電気工事士法をピックアップしてみました。

続きを読む

電流の収支は常に±0

キルヒホッフの第1法則とは、別名電流則と呼ばれるものです。この内容は、「任意の点に対して、流入する電流の総和と流出する電流の総和は等しい」と言うものです。第二種電気工事士の筆記試験では、この法則の定義を覚えておく必要はないかと思いますが、よく出題される問題でこれを覚えておいて損はないかと思われるものがあります。それは次の問題です。

f:id:denkipenguin:20200826224238j:plain

平成27年度下期問6

この問題は、電源電圧は幾らかを求める問題です。ちゃんと手順通りやれば難しくないですが、意外と面倒です。

では、この問題をキルヒホッフの電流則と一緒に解説します。

続きを読む