デンキペンギンの第二種電気工事士対策教室

第二種電気工事士試験について、少しでも役に立つ情報を発信します。

技能試験公表問題No.13の複線図

長かった(?)公表問題の複線図解説も今回でラストのNo.13です。この問題は特に新しい要素があるわけではなく、どちらかと言うとNo.3(技能試験公表問題No.3の複線図 - デンキペンギンの第二種電気工事士対策教室)の派生系と言う感じだと思います。No.3のタイムスイッチが自動点滅器になった感じです。

f:id:denkipenguin:20200705214817j:plain

公表問題No.13

では、複線図を描いていきましょう。

 

f:id:denkipenguin:20200705214902j:plain

配置図

自動点滅器は例のごとく端子台で代替えです。ちなみに、本試験では2番端子に接地線(電源からの白線)を入れるように指示があります。では、電源からの白線を各機器に接続します。

f:id:denkipenguin:20200705215145j:plain

電源からの白線を各機器に接続


自動点滅器(端子台)の2番端子にも入れます。ちなみに、ここから「ロ」の外灯の接地線をとります。続いて、電源からの黒線をスイッチとコンセントに接続します。

f:id:denkipenguin:20200705215412j:plain

電源からの黒線をスイッチとコンセントに接続

自動点滅器(端子台)については、1番端子に接続します。そして、各スイッチから各機器へ接続します。

f:id:denkipenguin:20200705215750j:plain

スイッチから各機器へ接続

自動点滅器(端子台)の3番端子から施工省略の外灯「ロ」に黒線を接続します。最後に電線の色を書き加えて完成です。

f:id:denkipenguin:20200705215926j:plain

完成図

この回路については色が関係ない電線はありませんので、赤線が入る箇所は特に気をつけて下さい。

今回で公表問題の複線図化は一旦終了します。全13題すべてを複線図化できれば、筆記試験の配線図問題も結構できるようになっていると思いますので、チャレンジしてみて下さい。