デンキペンギンの第二種電気工事士対策教室

第二種電気工事士試験について、少しでも役に立つ情報を発信します。

配線用遮断器とコンセントの関係

配線用遮断器(ブレーカー)には、必ず定格電流があります。第二種電気工事士筆記試験でよく出題される定格電流は、20A30Aです。

また、コンセントについては100V15Aまたは20A200V15Aまたは20Aです。

そして、よく出題される形式が、配線用遮断器とコンセントの適切(不適切)な組み合わせ問題です。それに加え、電線の太さもある場合もあります。では、適切な組み合わせを紹介しますので、しっかり覚えて下さい。

  • 配線用遮断器20A:コンセント20Aまたは15A、電線太さ1.6㎜以上
  • 配線用遮断器20A(ヒューズ):コンセント20A、電線太さ2.0㎜以上
  • 配線用遮断器30A:コンセント30Aまたは20A、電線太さ2.6㎜以上
  • 配線用遮断器40A:コンセント40Aまたは30A、電線太さ8.0㎟以上

コンセントについては配線用遮断器の定格電流-10までOKです。ただし、ヒューズがある場合はそうではないので、ヒューズは注意です。

電線の太さについては、電線の許容電流(抵抗関係の問題攻略法3(同じものを探せ) - デンキペンギンの第二種電気工事士対策教室で解説)をもとに考えれば、なんとなくわかるかと思います。

配線用遮断器とコンセントの組み合わせ問題は、かなりの高頻度で出題されています。要領さえ掴んでしまえば、サービス問題とも言えるものですので、しっかりと覚えて下さい。