デンキペンギンの第二種電気工事士対策教室

第二種電気工事士試験について、少しでも役に立つ情報を発信します。

写真(鑑別?)問題の攻略法

第二種電気工事士の筆記試験では、結構な量の写真問題が出題されます。機器や工具、スイッチやコンセントなどなど、おおよそ電気工事に最低限必要だと思われるものを、名前と用途合わせて覚える必要があります。

今回は、この膨大(?)な量がある写真問題の攻略法として、デンキペンギンが実践した方法の一部を紹介しますので、これから取り組まれる方は参考にしてみてください。

写真問題の攻略法は、簡単に説明すると特有の特徴を覚えることです。

例えば「低圧進相コンデンサ」の特有の特徴は、コンデンサの単位は[F(ファラッド)]であり、写真には堂々と[μF]が写っています。単位にμFと書いてあれば、確実にコンデンサです。第二種電気工事士で出題されるコンデンサは、低圧進相コンデンサしかありません。μFを見たら、絶対に低圧進相コンデンサを選びましょう。

また、この低圧進相コンデンサの役割は、

電動機と並列に接続して力率を改善する

です。これについては、「力率を改善すると電流は減る - デンキペンギンの第二種電気工事士対策教室」に理論を解説しているので、参考にしてください。

このように、ものによっては電気の理論に則って用いられるものもあるので、理論付けして覚えれば一石二鳥になります。時間があれば、理論の方もしっかり学習してください。