デンキペンギンの第二種電気工事士対策教室

第二種電気工事士試験について、少しでも役に立つ情報を発信します。

電気工事士でなくてもできる作業6選

第二種電気工事士は、一般用電気工作物の工事が可能になる資格です。しかし、建物を建てるときに行う電気工事の中には、軽微な作業として電気工事士資格がなくてもできる作業があります。正確にはその作業は電気工事ではないような気がしますが、よく出題される上に6つしかないので、しっかり覚えましょう。

 では、電気工事士でなくても可能な作業を紹介します。

  1. 600V以下で使用する接続器及び開閉器へのコードまたはキャブタイヤケーブルの接続
  2. 600V以下で使用する電気機器及び蓄電池の端子への電線のネジ止め
  3. 600V以下で使用する電力量計電流制限器(アンペアブレーカー)ヒューズの取り付けや取り外し
  4. ベルやインターフォン、火災報知器、豆電球などに使用する小型変圧器の二次側(36V以下)への配線
  5. 電線を支持する柱腕木などの設置
  6. 地中電線用の暗きょ管の設置

以上の6つです。

1にいては、すごく簡単にいうとコンセントに家電製品のコードを挿すイメージです、多分。

2については、車のバッテリーに接続するイメージです。

3については、家の壁に取り付けたり電気が来ていない状態でのヒューズの交換的な感じです。

4については、36V以下であれば感電死する可能性が低いので、簡単な作業であればOKということです。ちなみに、人間は42Vの電圧で感電死する可能性が劇的に上がります

5、6については、土木作業に分類されるかと思います。

電気の知識がなくても、一般常識的な範囲で安全に作業ができるものに限られるということですね。

この6つの作業については、先にも書きましたがよく出題されます。よくポイントを抑えて覚えて下さい。