第二種電気工事士の筆記でも実技でも出てくるのが、リングスリーブの大きさと刻印問題です。筆記では配線図問題、実技では必ずリングスリーブの施工があります。筆記で間違えるのは、極端な話をしてしまえばセーフですが、実技では失敗は許されません。失敗しても、リングスリーブと差込コネクタは申し出れば補充されますが、40分という時間制限の中では無駄な時間です。
今回は、第二種電気工事士の出題範囲でのリングスリーブの大きさと刻印をまとめました。
まず覚えて欲しいのは、1.6㎜2本のみ小スリーブの○刻印ということです。握力のある方は、1.6㎜4本も○刻印できますが、間違えです、潰しすぎです。デンキペンギンも、昔やってしまいました。
また、最近は実技試験で小スリーブの4本接続はほぼ出題されていないです。4本は入れにくいし、昔クレームでもあったんでしょうね…。
中スリーブについては、2.0㎜が絡んで電線の合計本数が4本以上だったら確実に中スリーブを使うことになります。
また、これは実技試験限定の考え方になろうかと思いますが、2.0㎜が2本の場合も、ほぼ確実に中スリーブかと思います。筆記試験の場合は、他に電線が入ってないか要確認です。
その他は、ほとんど小スリーブの小刻印で賄えるので、このパターンさえ覚えていれば大丈夫です。ちなみに、実技試験では中スリーブを使う問題はここ数年はNo.9のみです。今後、問題に変更がない場合は、No.9以外は中スリーブが出ないと思いますが、これは神のみぞ知るです。ていうか、ここ数年は公表問題が全く変更されていない…。
リングスリーブ問題は、必ず出題されるものです。しっかりと大きさと刻印のパターンを覚えましょう。