デンキペンギンの第二種電気工事士対策教室

第二種電気工事士試験について、少しでも役に立つ情報を発信します。

銅線は太いほど抵抗が小さい

皆さんもご存知だと思いますが、電線に使われる銅にも電気抵抗が存在します。電気抵抗が0Ωの物質は、超電導状態でなければ存在しません(超伝導の条件は物質によって異なりますが、原則絶対零度下では超伝導になります、確か)。

この時、(電線の)抵抗については以下のようになります。

 

・直径が大きければ、電気抵抗が小さくなる。

・全長が長ければ、電気抵抗が大きくなる。

 

 

…これに加え、物質特有の抵抗率が加わりますが、今回は違うところに置いておきます。

また、電線は、周囲の温度が高く(暑く)なると流せる電流(これを許容電流と言いますが、詳しくは別の機会で)が小さくなります。

このことを覚えているだけでも解ける問題が増えますので、しっかり覚えておいて下さい。