電線の記号の覚え方については、以前
電線の記号は関連付で覚えよう - デンキペンギンの第二種電気工事士対策教室
で紹介した通りですが、電線やケーブルを入れる電線管類(配管)についても、同様の覚え方をした方が良いかと思います。
第二種電気工事士試験でよく出題されるものを下にまとめました。
動画でも一部紹介していますので、よかったらどうぞ。
記号と日本語表記を関連付けするのが結構難しいです。
鋼製電線管の記号Eについては、ねじなし電線管(薄綱)です。最近は、このねじなし電線管が金属管の主流っぽいですので、配線図問題の金属管も大抵これです。ちなみに、ねじあり電線管は記号なしで外径が記されています。余談ですが、Gが付くと厚綱電線管(ねじあり)です。
CD管については、これはコンクリートに埋め込んで使用する専用の電線管だと思って下さい。Concrete(コンクリート)専用管です。
HIVEについては諸説色々あるようですが、High Impactが耐衝撃性という意味を持つので、HI=耐衝撃性と覚えて下さい。
FEPについては、記号のところに波要素も硬質要素も合成樹脂要素も皆無です。ぶっちゃけ、頭文字がFだったらこいつだと覚えて下さい。
電線に比べて雑な暗記方法になっていますが、ただひたすら暗記するよりはマシかと思いますので、参考にしていただけたら幸いです。