デンキペンギンの第二種電気工事士対策教室

第二種電気工事士試験について、少しでも役に立つ情報を発信します。

電線の記号は関連付で覚えよう

電気工事士の試験では、電線やケーブルの名称とその記号を覚えていないと解けない問題があります。現場で実際に作業の補助をやっておられる方や、販売などに携わっている方であれば簡単かと思いますが、初めて電気工事士の勉強をされている方にはちょっと覚えにくいところがあると思います。

しかし、ある程度言葉の意味を理解しておけば、覚えることはとても簡単です。しかも、第二種電気工事士出題される電線類はあまり多くないので、以下の表を覚えればほぼ大丈夫です。

 

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これだけ覚えれば大丈夫、多分

電線の種類で赤字の部分と、記号の赤字の部分が関連付すれば良い部分です。ビニルは英語で「Vinyl」であり、VVFなどのVはこの頭文字をとったものです。ちなみに、架橋を英語で「Crosslinked」っていうのは知りませんでした…。

EM-EEFのみ、全く赤字になっていませんが、これは通称「エコケーブル」と呼ばれるケーブルの規格みたいなものらしく、英語表記がとても長かったので省略しました。なお、EM-EEFのEは「ポリチレン」のEと覚えて下さい…強引ですが。

こういう風に、元の英語のスペルなどと関連付けすると覚えやすいと思いますので、暗記する際の参考にしていただけたら幸いです。

 

ちなみに、実技試験でこいつらを切ったり剥いだりするのに便利なのが下の工具ですので、受験を心に決めた方は購入することをお勧めします。